なぜゲームが高価格に!?プレミア化する主なパターンとソフト例を紹介!

なぜゲームが高価格に!?プレミア化する主なパターンとソフト例を紹介!

子供の頃、欲しいゲームソフトがなかなか買えませんでした。

数千円〜1万円というお金は大金だったので、(少なくとも子供の僕には)
欲しいゲームソフトを手に入れた時には言い表せないほどの喜びがありました。
(新作ゲームが常に家にあった、お金持ちの家の子にはわからないかも?笑)

そんな私も大人になり、子供の頃よりずっと簡単にゲームソフトを手に入れることができるようになりました。

しかしいまだに僕たち私たちに、子供の頃のようなワクワクと手に入れるまでの難しさを教えてくれるゲームソフトがあります。

それは、プレミア化したゲームソフトです。

本サイトでも、度々そのようなプレミアがついたゲームソフトを色々紹介していますが、
やはり改めて考えても、数千円〜1万円程度のゲームソフトが、
ものによっては数万円、数十万円になっているのは驚きですよね。

でも、どうしてゲームソフトにこのような高価格がつくことがあるのでしょうか。

今回は、ゲームソフトがプレミア化する理由についてよくあるものを、代表例のソフトと一緒にお伝えいたします!


トリケラトプス
もしまだプレミア化していないソフトで、以下のパターンにはまりそうなソフトは今後の価格推移に注目かも!?

1. 生産本数の少なさ(希少価値)

こちらは皆さん想像しやすいかと思います。

色々なプロダクトで、生産数が少なく、かつ需要が高いものは価値が高まり、高価格になる傾向がありますよね。

ゲームでも同じです。

基本的には、この"生産数の少なさ"と、何らかの理由が重なってプレミア化しているものが多いです。

では、なぜ生産本数が少ない場合があるのか、理由を紹介いたします。

マイナーメーカーのゲームソフト

マイナーメーカーの場合、大手と比べて資金力に乏しい場合が多いので、
発売時にあまり多く生産しないことが多々あります。

もし生産数を多くしてコケたら大変ですからね。

しかし、マイナーメーカーだからと言って必ずしもそのゲームが面白くないなんていうことはなく、
むしろ大手にはない発想で、名作が作られる可能性も充分にあります。

発売当初は生産本数が少なく知名度もなかったけれど、追って徐々に評価され、情報の早いコレクターやゲーム通の方が購入していった結果、
流通数が少なくなり希少価値が生まれ、プレミア化していく。という流れはよくあるパターンですね。

  • 代表ソフト例:コロぱた|ニンテンドー DS

トリケラトプス
開発、販売が「ラックプラス」というマイナーメーカー。
生産本数は5,000本程度と言われており、生産本数が少ないという理由でプレミア化した代表例です。
本作は誘導型パズルゲームなんですが、高難度かつ高クオリティでコア層に需要があって、価格の高騰に一役買っています。

※特定のゲームジャンルは生産数が少ない傾向がある

マイナーメーカーという理由に限らず、特定のゲームジャンルのソフトは生産数が少ない場合があります。

特に顕著なのが、

  • シューティングゲーム(縦シューティング、横シューティング)
  • 男性向け、女性向けアドベンチャーゲーム(いわゆるギャルゲー、乙女ゲーなど)

こういったジャンルは、好きな方には需要が高いですが、人を選ぶジャンルです。(僕は好きです!)

一定本数の売上は見込めるものの、大きなヒットにはなりにくいと予測されるため、
必然的に生産本数は控えめになる傾向があります。

  • 代表ソフト例:怒首領蜂 最大往生|XBOX 360(シューティング)
トリケラトプス
弾幕シューティングという、敵の弾がめちゃくちゃ多いタイプのシューティングゲーム。
界隈では有名ですが、人を選ぶ作品のため、生産数は少ないです。

  • 代表ソフト例:新装版・クローバーの国のアリス ~Wonderful Wonder World~|PSP(恋愛アドベンチャー)
トリケラトプス
本作の場合は、DL販売と兼ねていたなど、純粋にジャンルの影響だけではないですが、傾向として生産本数は少なくなります。

ハード末期に発売されたゲームソフト

ハード末期。
つまり、次世代機がすでに発表されている、または発売済みのころにソフトが発売される場合。

多くのライトユーザーは既に次世代機に関心がいっていると考えられますし、
また、メーカーも次世代機でのソフト開発に注力したいため、あまり積極的な生産数を確保しないことがあります。

  • 代表ソフト例:ボンバーマン64|Nintendo 64(アクション)
トリケラトプス
Nintendo 64のラストタイトルとして発売されました。
すでに64の次世代機、「ゲームキューブ」が発売されており、開発も焦ったのか、ボリューム不足で評価は低いタイトルです。
それでも一定の価格が付いているのは生産本数の少なさによるのかも。
ちなみにですが、各ハードのラストタイトルはプレミアがつきやすい傾向があります。

ライバルに比べて人気の低かったハードでしか発売されていないゲームソフト

ライバルに比べて人気の低いハード=プレイされる可能性が低い
ということになるので、生産本数は抑えめになることが多かったでしょう。

  • 代表ソフト例:BORDER DOWN 【通常版】|Dreamcast(シューティング)
トリケラトプス
やればやるほど味が出るスルメゲーと呼ばれたり、
BGMの評価も高く、開発の頑張りが見えるタイトルです。
Dreamcast転落期に発売されたため、せっかくの頑張りに反して生産本数は少ないです。

限定版、抽選、プレゼント系のゲームソフト

限定版や抽選、限定プレゼントのソフトは、その名の通り数に限りがあります。

みなさんの想像に難くなく、希少価値はつきやすいですね。

  • 代表ソフト例:ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人 90’メモリアルバージョン|ファミリーコンピュータ(RPG)
トリケラトプス
本作の通常版をたくさん売ってくれた販売店へプレゼントされた代物。
通常版とは違い、金色のソフトとなっていて"ゴールドカートリッジ"と呼ばれます。
ファミコンは他にも、「キン肉マンマッスルタッグマッチ」「オバケのQ太郎ワンワンパニック」などで"ゴールドカートリッジ版"があります。


このようなものが、生産本数の少ない理由でよくあるものです。

さらに以下の理由も加わっていくと、プレミア化しやすい傾向があります!

2. 再販、リメイク、アーカイブ配信に期待ができないゲームソフト(プレイへの敷居が高い)

近年盛んなアーカイブ配信など、過去のゲームを新しいハードでプレイすることはそんなに難しくない昨今。
諸事情により、再版やリメイク、アーカイブ配信が難しいと思われているゲームソフトはプレミアがついている可能性があります。

諸事情によりアーカイブ配信が難しい例

  • 開発会社が倒産、等の理由で著作権の帰属が不明なタイトル
  • 度を越した暴力、過激表現などが含まれているタイトル
  • 代表ソフト例:serial experiments lain|Playstation(RPG)
トリケラトプス
アニメ版とのメディアミックス作品。
作品自体の人気も高いのですが、メーカーがゲーム事業から撤退、
過激な内容が含まれているという理由でアーカイブ化は難しいと思われます。

また、アーカイブ配信されても、持っていること自体がステータスなタイトルは、価格は下がってしまっても、
一定の価値をキープするものもあります。

  • 代表ソフト例:雪ん娘大旋風 〜さゆきとこゆきのひえひえ大騒動〜|Playstation2(アクション)
トリケラトプス
アーカイブ化される前は50万円ほどで取引されていたこともありました。
アーカイブ化された今では14万円前後とかなり価格は下がってはいるものの、
それでもまだまだ高額ですね。

3. 海外メーカーがひっそり日本で発売していた場合

海外メーカーがひっそりと日本でゲームを発売していると、気づかれずにあとで価値が上がるということがあります。

特にインターネットが世間に普及していない古い時代は、そういった情報を手に入れにくくいため、
その当時にあまり気づかれず後に話題となる、という状況が発生します。

  • 代表ソフト例:マキシマムカーネイジ|メガドライブ(アクション)
トリケラトプス
海外版メガドライブ(GENESIS)で発売されその後日本で発売。
メガドライブ系雑誌内の発売ソフト情報にも載らないほどひっそり発売され、生産本数も少なかったため、当初知名度が低かったです。

4. 販売場所がゲームショップじゃない

ゲームの販売元の判断で、ゲームショップ以外のお店で売られていたことのあるゲームソフトもあります。

こちらも、特にインターネットが世間に普及していない古い時代はユーザーが気付きにくく、
後に話題となっていく、という事例がありました。

  • 代表ソフト例:秋山仁の数学ミステリー 秘宝"インドの炎"を死守せよ!|PCエンジン(アドベンチャー)
トリケラトプス
教育用ゲームとしてゲームショップではなく、書店で売られていました。
そのため、当時はあまり気づかれずに
、のちのちコレクターの間で話題になっていきます。

5. ハードのファン層とソフトのファン層の乖離

ハード自体の支持を受けている層と全くマッチしないゲームソフトがプレミア化することがあります。

こういったソフトは売られている当時、あまり見向きもされず後に話題となる、というパターンがあります。

  • 代表ソフト例:ちびまる子ちゃん まる子デラックスクイズ|NEOGEO(クイズ)
トリケラトプス
NEOGEOは、アーケードの格ゲーを自宅で楽しみたいために購入した方がほとんどだと思われます。
本作はそういった層とは全く異なる”ちびまる子ちゃん”という版権物。
そのため、市場にほとんど流通されず幻のソフトと化しました。
なお、NEOGEOのソフトは、元々の価格が高いことも相まって、"層の乖離"によるプレミアソフトが多いです。

6. SNS等で話題になる

SNSやYouTubeが一般的に活用されるようになって久しい昨今。
ゲームコレクター系のYouTuberなど、影響力のある方がまだ価格が上がっていないタイトルを取り上げることで話題になり、
需要が増えプレミア化することがあります。

わかりやすい例では、隠れていたクソゲーがSNSで話題になって、プレミア化したという事例があります。

  • 代表ソフト例:アンシャントロマン ~Power of Dark Side~|Playstation(RPG)
トリケラトプス
当時大流行したRPGの金字塔、FF7に対抗して作られたタイトル。
しかし、クオリティはFF7に及ばないどころか、目も当てられない出来という評価になっています。
ツッコミどころが多く、笑えるようなクオリティのため、"愛すべきクソゲー"という表現が適切かもしれません。
そんな本作をYouTuberが取り上げ、話題になりました。

7. 転売ヤーによる買い占め

マイナーで中古流通数が少ないゲームソフトを転売ヤーが買い占め、無理やり希少価値を上げてプレミア化するという事例もあります。

そういったタイトルはしばらく経って価格が落ち着くことが多いです。

  • 代表ソフト例:俺がオマエを守る|ニンテンドーDS(アクション)
トリケラトプス
女性向けアクションゲーム。
2020年9月頃までは、¥2,000ほどで取引できていたのですが、その後急に¥20,000以上で取引されるようになりました。
2020年9月頃、ネットショップでは急に品薄状態が発生。
これは、転売ヤーがよく行う、自ら買い占め希少価値を上げるという手法が行われた可能性があります。
現在は¥10,000弱程度で取引されていて、価格は落ち着いています。

8. まとめ

ゲームがプレミア化する要因は様々ありますが、生産本数に拠ることが多くて、
後に名作とされて需要が増加したため希少価値がつくという事例はよく見られます。

また、著作権の関連でリメイク等がされないものについては、日本政府が打ち出した「知的財産推進2021」で、
著作権の帰属が不明なタイトルも、集中管理団体に金額を支払うことで権利問題が処理されるようになるとのこと。

知的財産推進計画2021

これによって、リメイク、アーカイブ版がどんどん世に出てプレイまでの敷居が下がったり、ソフトの価格が落ち着けば、
プレイヤーやコレクターにとっては喜ばしいこと請け合い!ぜひ頼みます日本政府!

また、もし、実家のどこかに古いゲームがありそうな方は、探して中古ショップへ買取に出していただけると、
流通数が増え市場が活発になりますので、ぜひよろしくお願いします笑

関連記事

おすすめの記事